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英語MBA講義「グローバル戦略的経営管理」

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樹々の葉も色づきはじめ、日ごとに秋めいてまいりました。名古屋商科大学大学院名古屋キャンパスでは10/24,25,31,11/1の日程で、日本にいながら100%英語で学ぶMBAGlobal MBAの講義「Global Strategic Management Control(グローバル戦略的経営管理)」の講義が行われました。

藤岡 資正 客員教授

担当の藤岡資正 客員教授は、英国オックスフォード大学サイード経営大学院博士課程修了(DPhil/Oxford)。現在は、タイ・チュラロンコーン大学サシン経営大学院付属の日本センター(SJC)所長を務めています。
これまで多くのコンサルティング・プロジェクトに携わっており、経済産業省(METI)や国際協力機構(JICA)、日本貿易振興機構(JETRO)、海外産業人材育成協会(HIDA)、日本商工会議所など機関と数多くの日系企業の海外進出を支援しています。

講義の様子
講義での発表の様子

講義では、「グローバル」なビジネスを理解するために必要な理論やフレームワークを学びます。ビジネスの知識や国境を越えた提携、産業クラスターの開発と管理制御システムやガバナンスなどの政策に関する概念上の本質的な知識を知り、新興国で事業を行うための可能性とリスクを探求しました。

グローバルな人材を目指す「Global MBA」



日刊ケイザイ新聞に掲載されました

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日刊ケイザイ新聞2015年11月2日(月)4面「挑戦する大学」に、名古屋商科大学ビジネススクールが取り上げられました。「土日だけの就学でMBA取得」「世界に通用するビジネスリーダー養成」と紹介されています。

同学院の川村稲造研究科長は「いかに(日本が)MBA取得をなおざりにしているか。真の意味でグローバルに戦うにはMBAが欠かせない。教育こそが企業のグローバル成長戦略であり、日本企業のトップが取得を奨励することで、30~40代のミドル層にMBAを浸透させるべきだ」と強調する。外資系企業のマネージャークラスには、MBA取得が必要とされている。川村研究科長は「日本企業の人材育成はOJT(職場の実務訓練)だが、海外ではビジネススクールに人材の育成や実践力を求めていると」とビジネススクールの重要性を話す。記事本文より
日刊ケイザイ新聞2015年11月2日(月)4面「挑戦する大学」に名古屋商科大学ビジネススクール掲載記事

英語MBA講義「人的資源管理と人材開発」

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名古屋商科大学ビジネススクール 名古屋キャンパスでは、日本にいながら100%英語で学ぶMBA《Global MBA》の講義「Talent Management & Development(人的資源管理と人材開発)」の講義が行われました。

人的資源管理と人材開発の講義

担当の伊藤武彦教授は、人的資源管理・リーダーシップの専門家です。10月23日の講義では、本学MBA修了生で伊藤先生ゼミご出身の、西岡隆司様にゲストスピーカーとしてお越しいただき、西岡様のキャリアの歩みについて、お話をいただきました。 

MBA修了生の西岡隆司さん

西岡様は、主に外資系ソフトウェア企業を多く経験されており、それぞれの会社での経験や、転職を重ねてキャリアアップした経緯について丁寧に語ってくださいました。
自身の強みと、志がはっきりしていれば、どのような状況になっても道は開ける、という力強いメッセージを、チャールズ・チャップリンの「ライムライト」での有名な言葉を引用しながら、ユーモアを交えてお話いただきました。
西岡様の流暢な英語でのプレゼンテーションに、留学生たちは引き込まれるように聞き入っており、終了後には多くの質問が寄せられていました。

世界各国の留学生と英語でMBAを学ぶには

グローバルな人材を目指すGlobal MBA
伊藤武彦教授


ビジネスで役立つ《納得させるプレゼンテーション》

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名古屋商科大学ビジネススクールでは10/24,25,31,11/1の日程で《Persuasive Presentation 納得させるプレゼンテーション》の講義が行われました。

ビジネスにおいて、プレゼンテーションは仕事の成果報告やプロジェクト提案、商談などで必要とされています。本講義では、プレゼンテーションの技術、国際的な場面でのプレゼンテーションの基礎知識などについて学んでいきます。そして、実践を通じて、プレゼンテーションに対する意識と技術の向上を目指します。

伊藤 武彦 教授

担当の伊藤武彦教授

人的資源管理、HRM, Responsible Management, Business Presentation, Talent Management for Business Strategyを担当する。早稲田大学商学部卒業、Durham UniversityにてMBAを取得。富士総合研究所入社、ベンチャー経営、マーサー・ジャパン名古屋オフィスヘッド、同プリンシパルを経て㈱ライトマネジメントジャパンプリンシパルとして従事。2005年より名古屋商科大学大学院にて教壇に立つ実務家教員です。

過去に人気があったアーティストのアルバムジャケットをグループに分かれて分析し、現代(2015年)にヒットするであろうアーティストおよび、ジャケットデザインについてのプレゼンテーションを行っていました。

題材になった人気アーティスト

  1. 70年代に大ヒットしたRolling Stone 「Sticky Fingers」
  2. 80年代に発売された Motley Crue「Too Fast for love」

各グループが、約1時間半ほどのグループディスカッション後、時代を反映したコンセプトの切り口で、様々な発表をしていました。

質疑応答では、伊藤武彦教授より「これはビジネスのプレゼンテーションとしてなりたつのか?」「みなさんの提案にいくらの価値があるのか?」など、プレゼンテーションスキルを向上させるための厳しくも温かい教示がありました。
それにより、学生が実践を通し聞く人を共感させ 、説得させるためのポイント、基本的スキルや陥りがちなミスなどを体感し習得している様子が伺えました。

「他人がわからないもの創造し、説得させて出資を受ける」 というのを目標のもと、プレゼンスキル向上への熱い指導がされていました。

グループディスカッションの様子
プレゼンテーションの様子

実際の判例より学ぶ「税務会計」

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名古屋商科大学ビジネススクール名古屋キャンパスでは10/24,25,31,11/1の日程で、税理士養成課程「Tax Accountant Program」の講義「Tax Accounting(税務会計)」が行われました。

山田有人教授

担当の山田有人教授は、慶応義塾大学経済学部卒業、筑波大学大学院・政策科学研究科修了(企業法学専攻)。公認会計士。米国勤務を経て、元中央クーパース・アンド・ライブランド国際税務事務所(現税理士法人PWC)パートナー。日本公認会計士協会国際委員や経済産業省の各種委員会委員を歴任されていました。またCFOとして、香港及び日本においてコンテンツ関連企業を上場されたご経験もおありです。現在は吉本興業株式会社監査役としてご活躍されています。

講義の様子
講義の様子

本講義では、企業の課税所得を計算するための会計である「税務会計」を学びます。「税務会計」の基礎概念を単なる知識として留めるのではなく、実際の判例研究を行うことによって、より深く議論を行います。扱う領域は、企業利益と課税所得の関係、益金の会計、損金の会計、繰越欠損金、事業体課税、行為計算の否認、組織再編税制、連結納税制度、グループ法人課税制度です。

講義3日目では、使用ケース:NTTドコモ事件の「繰越欠損金」について議論しました。企業に赤字(欠損金)が生じたとき、翌期以降の黒字(課税所得)と相殺できる税務上のルールがあります。その赤字額(欠損金額)を一定の条件のもとに、以後の事業年度で生ずる所得から控除できる制度が「繰越欠損金」です。

グループよりケースの「繰越欠損金」についての見解が発表されました。
質疑応答では発表された見解への質問が数々上がり、「繰越欠損金」について様々な論点より"特典"なのか"権利"なのかの熱い議論が交わされていました。

Tax Accountant Programでは、判例ケースから、賛成、反対、中立の違う立場で、熱く議論しあう光景が見られる講義となっています。


英語MBA講義「ビジネスマネージャーのための財務モデリング」《Global MBA》

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名古屋では11/7,8,14,15の日程で、日本にいながら100%英語で学べるMBAの講義《Financial Modeling for the Business Manager ビジネスマネジャーのための財務モデリング》の講義が行われています。

Tal Mofkadi客員教授
講義の様子

Tal Mofkadi客員教授

Tel-Aviv大学で金融経済学の博士号を取得。これまでアムステルダム大学、タリン大学、コペンハーゲン・ビジネス・スクールなどでファイナンスコースの教員を務めてきました。現在はTel-Aviv大学財務コースで教鞭をとっており、イスラエルの大手金融・経済コンサルタント会社のマネージングパートナーとして財務分析や、法的手続きを提供しています。

ファイナンスを勉強する上で欠かせないのが、エクセルを使用した財務モデルの作成です。
講義ではエクセルを使用して、財務の数字を予測、推定する財務モデルを構築するための能力向上を目指します。財務モデルを作成することで、ビジネスの将来の収益を予測したり、定量的にシミュレーションすることができます。

学生は講義を聞きながら、実際に財務モデルを作成していました。Tal教授の難易度の高い財務関数の操作指導に苦戦しながらも、必死に習得しようとしている姿が見うけられました。


秋のMBA/税理士オープンキャンパスを開催します!

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11月14日(土)に名古屋キャンパスでMBA/税理士オープンキャンパスを開催します!プログラム説明だけでなく、模擬講義や講義見学、修了生体験談と内容盛りだくさん。ビジネススクールをじっくり体感できる貴重な機会です。

税理士試験最大3科目免除が可能な《税理士養成課程》をご案内いたします

模擬講義

佐野 哲哉教授 「ポイントサービスの会計処理について」

ビックカメラなどの家電量販店ではポイント引当金」というかたちで引当金処理をしていますが、国際的な会計基準であるIFRSではポイントサービスを引当金とは考えていません。日本基準とIFRSの比較を通じてポイントサービスの会計処理のあり方を考えるとともに、IFRSが日本に導入された場合の日本企業への影響について考えていきます。

講義見学

小林 伸行教授 Business Analysis (経営分析)

企業の経営分析の考え方や前提となる知識について理解し、企業分析を実践します。企業の業績や状態を伝達する手段として最も一般的なものは財務諸表であるため、財務諸表による経営分析に取り組みます。

修了生による体験談

税理士になられた修了生から「学修方法」「試験や論文対策」「仕事に役立っていること」など、本学でのご経験をお話しいただきます。

ビジネス経験豊富な社会人のためのExecutive MBAと柔軟な発想と新たな価値を生み出すMBAの2つのMBAプログラムと《中小企業診断士養成課程》についてご案内いたします

講義見学

講義名:Global Managing in the Information Age (情報時代のグローバルマネジメント)
北原 康富教授

ビジネスにおける意思決定、特に戦略意思決定に着目し、組織で戦略を策定する方法として意思決定マネジメント法を取り上げます。マネジメント法をケースに実経験に近いシミュレーションやディスカッションを通じて、実務における応用ができるようにすると共に、意思決定のフレーム、選択肢の設計、不可確実性下の意思決定など、経営意思決定に関連する諸理論を理解します。

講義名:Business Model Innovation (ビジネスモデルイノベーション)
小山 龍介准教授 

新しいビジネスモデルを構築し、ビジネスモデルレベルでのイノベーションを起こすアプローチを身につけます。具体的には、ビジネスモデルキャンバスによるビジネスモデルデザインに加え、シナリオプランニング、顧客の観察に基づくバリュープロポジションデザイン、インプロヴィゼーションを使ったアイデア創造を行います。

修了生による体験談

MBAホルダーと中小企業診断士の2名の修了生が「なぜNUCBを選んだのか?」「ケースメソッド型講義の意義は?」「仕事への活用」「人脈形成」など、本学での学びについて本音でお話しいただきます。

100%英語で学ぶMBA《Global MBA》を英語でご案内いたします

オープンキャンパス概要

  • プログラム説明
  • 講義見学
  • 修了生体験談
  • 模擬講義
  • キャンパス見学
  • 入学選考のワンポイント・アドバイス
  • 個別相談

名古屋だけでなく東京や大阪でも、平日夜間や週末にオープンキャンパスや説明会を開催しています。個別でのご相談や講義見学も承っていますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。


大槻奈那教授の記事が掲載されました

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名古屋商科大学ビジネススクールマネジメント研究科の大槻奈那教授の記事が日本経済新聞に掲載されました。

公益社団法人日本証券アナリスト協会の「第30回日本証券アナリスト大会 ~日本企業の収益力向上と株式市場~」において、テーマ「日本企業の収益力向上と株式市場」のもとパネルディスカッションの司会役として参加されました。
パネリストは、日本を代表する東証一部上場企業である「シスメックス」「大東建託」「日東電工」3社の代表取締役です。

大槻先生の今回の活動は日本経済新聞と日経ヴェリタスに記事として掲載されています。

日本証券アナリスト大会は、日本証券アナリスト協会が主催し、アナリストの自己研鑽と相互交流を目的とした大会で1986年以来毎年開催されています。


大槻奈那教授がテレビ出演しました

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名古屋商科大学ビジネススクールマネジメント研究科の大槻奈那教授が、本日放送のテレビ東京「モーニングサテライト」に出演しました。

放送終了後のフリートークでは、MBA週末講義や「アクティブラーニング」の重要性について話されました。アクティブラーニングとは、従来の教員による一方向的な講義形式の学修方法ではなく、学生が主体性を持って能動的に講義へ参加する教育手法です。アメリカの教育界による「学習定着率」の研究によると、定着率が一番低い学習方法は、受動的に講義を受けるだけの「講義(座学)」であり、その定着率はわずか5%。一方で、アクティブラーニングにあたる「グループ討論(ディスカッション)」「自ら体験する」「他の人に教える」という方法では定着率が50~90%と、高い学習効果が得られることが分かっています。

フリートークの様子は、番組ウェブサイトに動画掲載されています。
テレビ東京「モーニングサテライト きょうのオマケ」でご覧いただけます。

また、大槻先生の取材記事「メガバンク海外戦略にドル調達コスト急騰で黄信号」が、ダイヤモンド社のビジネス情報サイト「ダイヤモンドオンライン」掲載にされています。

記事はダイヤモンドオンライン「メガバンク海外戦略にドル調達コスト急騰で黄信号」でご覧いただけますので、あわせてご確認ください


ブラザー工業株式会社訪問2015秋《Global MBA》

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訪問の様子

Global MBAに在籍する留学生13名が、ブラザー工業株式会社・ブラザーコミュニケーションスペースを訪問しました。今回の訪問では、コミュイケーションスペース館長様やブラザー工業株式会社の社員の方に会社の歴史、事業内容やグローバル戦略等についてお話いただいたり、歴代のブラザー製品の見学をさせていただきました。また質疑応答の時間もあり、"ブラザー"という名前の由来や新事業への取り組みについてなど興味深そうに聞いていました。最後には最新の製品を使用して各々に自分の名前をミシンで縫ってみたりオリジナルのステッカーを作るなどして楽しんでいました。こういった愛知県のグローバル企業への企業訪問は毎学期Global MBAの一大イベントの一つになっています。

会社の歴史や事業についてお話を伺いました
歴代のミシンを見学

Global MBA

本学には、外国人正規留学生、ダブルディグリープログラム学生、短期交換留学生など世界各国から留学生が集まっております。また、日本にいながら100%英語でMBAを学ぶGlobal MBAを名古屋で開講しております。

全員で集合写真

MBA体験講義&説明会《クリスマス》

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ビジネススクール説明会や個別相談にご参加されませんか?12/24に今年最後のMBA体験講義を実施します。今回のMBA体験講義のテーマは《F1から学ぶ経営戦略》。国際認証でも高い評価を受けた本ビジネススクールのケースメソッドは、MBA/EMBAの取得や中小企業診断士、税理士資格取得を目指す多くの社会人の方々に選ばれています。

名古屋キャンパス説明会の様子
大阪キャンパス説明会の様子

ビジネス公開講座第103回を開催しました

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東洋経済新報社記者 浪川攻氏の写真

本学が見識を広げる場として平成14年から開講している「ビジネス公開講座」。
各分野の専門家をお招きし、最先端の知見を披露していただいています。

平成27年度秋期は「識者にきく-現状と展望」をテーマとして開催していきます。第103回は東洋経済新報社記者の浪川攻氏をお招きし、「今、世界の金融に何が起こっているか」と題してご講演いただきました。

浪川氏は上智大学卒業後、電機メーカーを経て、記者となる。金融専門誌、証券業界紙などの記者を務め、1987年きんざい入社。「週刊金融財政事情」記者、デスク。ペンネームで金融分野を中心に健筆を振るう。その後、月刊誌「Voice」編集記者を経て、96年退社。98年から東洋経済新報社専属記者。著書「前川春雄「奴雁」の哲学 ―世界危機に克った日銀総裁」(東洋経済新報社、08)、「金融自壊 ―歴史は繰り返すのか」(東洋経済新報社、03)。


講座では、1980年代に起こったブラックマンデーなど過去の金融にまつわる事例をいくつか挙げながら、現在の、そしてこれからの世界金融をどのような姿勢で見つめていけばいいのか語っていただきました。
ユースバルジや中進国の罠など、日本ではあまり取り上げられることのない世界が抱える問題についての話では熱心にメモをとる聴講者の姿が見受けられました。
講演の最後には、中国経済の今後の展望はどうなのか、米の利上げの影響でリーマンショックのような金融危機がまた起こるのかなどの質疑応答がなされました。

今後のビジネス公開講座の開催をご紹介します。各界のプロフェッショナルをお招きして開催します。見識を深める機会としてぜひお越しください。

▼次回のビジネス公開講座はこちら▼
第104回:平成27年12月9日(水) 18:30~20:15
講 師:キャノングローバル戦略研究所研究主幹 山下 一仁氏
テーマ:「TPP交渉と農業改革」
会 場:名古屋商科大学ビジネススクール《名古屋》


第104回ビジネス公開講座の詳細・お申し込み
名古屋商科大学ビジネススクール《名古屋》アクセス


秋のオープンキャンパスを名古屋で開催しました

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名古屋で11月14日(土)、秋のオープンキャンパスを開催しました。オープンキャンパスでは本学をより知っていただくため、すべてのプログラム、環境、通い方、学生間のネットワークや同窓会の説明に加え、模擬講義の体験や修了生の体験談、当日開講している講義を見学していただきました。

模擬講義の講師:佐野哲哉教授《ポイントサービスの会計処理について》

第1部では、税理士試験の最大3科目免除が可能な《税理士養成課程》の説明会を行いました。
模擬講義では佐野哲哉教授による、テーマ《ポイントサービス》についての講義を体験していただきました。
ビックカメラなどの家電量販店ではポイント引当金というかたちで引当金処理をしています。国際的な会計基準であるIFRSと日本基準の比較を通じてポイントサービスの会計処理のあり方についてお話しされました。

佐野先生は模擬講義だけでなく、実際の講義ではここで質問をして、学生の発表の場面になるなど講義の流れも説明され、より本学の学びについてを実感いただけた様子でした。

佐野哲哉教授の模擬講義の様子

税理士養成課程の講義見学

講義名:Business Analysis(経営分析)
担当教員:小林伸行教授

今回はいくつかのショートケースから、会計監査の現場で生じる可能性がある課題に対し、経営分析を行い、その課題にどのように対応すべきかを学修します。見学のときには、カップ麺の売り出し方として新しいブランドの提案をクラスセッションしている最中でした。実際に見学することで、講義の雰囲気や、学びの環境を実際に肌で感じていただけました。

午後には、ビジネス経験豊富な社会人のためのEMBA、柔軟な発想と新たな価値を生み出すMBA、この2つのMBAと《中小企業診断士養成課程》についてご案内しました。

その後、2つのMBA講義を実際に見学しました。講義見学より学修の違いを体感していただきました。

EMBA講義見学

講義名:Global Managing in the Information Age(情報時代のグローバルマネジメント)
担当教員:北原康富教授

北原康富教授の講義では、ビジネスにおける《意思決定》に着目し、組織で戦略を策定する方法として意思決定マネジメント法を取り上げています。
講義では、ベンチャー企業のケースを通じて、定量評価がリスクの高いベンチャーにどのように役立つのかを討論していました。北原教授の問いに、多くの学生がすぐさま挙手する姿が見受けられました。様々な角度で繰り広げられる討論は、スピード感があり活気にあふれていました。

GMPは、10年以上の実務経験を有した企業の中核的人材を対象としたカリキュラムです。経験豊富な実務家教員のリードのもと、ケーススタディ方式でビジネスにおける経営判断の擬似体験を重ねることで、企業全体を俯瞰した意思決定能力を培い課題解決型人材を養成します。

MBA講義見学

講義名:Business Model Innovation(ビジネスモデルイノベーション)
担当教員:小山龍介教授

MBAでは、ビジネスモデルやイノベーションが担当の小山龍介教授による講義を見学いただきました。《次世代の家電》をテーマに新しい提案をグループでディスカッションしている様子をご覧いただきました。

本学のMBAは、従来のMBA境域の学びに加え、「クリエイティブシンキング(創造的思考)」の修得による「課題発見能力」も重要視しています。講義では自由な発想、新たな提案の想像力を修得します。そのため、講義は新しいアイデアを発言しやすい環境、雰囲気の講義室で行っているのが特徴です。

実際の教室に行くことで、参加者にもイノベーション創出に必要な「企画/提案型」のMBA教育を体感していただきました。

修了生による体験談

税理士養成課程とEMBA/MBAの各説明では、修了生をお招きして、「本学を選んだきっかけ、理由について」「ケースメソッド型講義について」などの経験談をお話しいただきました。
その後の質疑応答では講義見学の後ということもあり、講義での単位の取得についてや、レポートについてなどの多くのご質問をいただきました。修了生の経験をふまえた回答は、ご自身が実際に通ったことをイメージしていただきやすいようです。

オープンキャンパスでは、1日を通して模擬講義や講義見学、館内案内などを通じて、本学全プログラムの学びを実体験していただけます。オープンキャンパスにご参加できなかった方々も、説明会は随時開催していますので、ぜひご参加ください。今回のご参加者より、本学を知るよい機会となりましたとのお言葉をいただきました。

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三宅光賴教授が書籍「人事戦略論」を出版

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マネジメント研究科教授である三宅光賴教授の著書が出版されました。

著者 三宅光頼

マネジメントの専門家である三宅教授が経営者や研究者そして実務家のために、人事戦略のストラクチャー(構造) とフレームワーク(枠組み)を、図を交えながらわかりやすく解説されています。2015年7月31日に全国書店にて発売。

人事戦略論ストラクチャーとフレームワーク

目次

はじめに
第1章 人事プラットフォーム戦略
第2章 人材ポートフォリオ戦略.
第3章 人材マーケティング戦略
第4章 人材スクリーニング戦略
第5章 人材クリエーション戦略
第6章 人材モチベーション戦略
第7章 マンパワー&フォーメーション戦略
第8章 ミッション&リーダーシップ戦略
第9章 自分らしさのリーダーシップ
第10章 キャリア・ビジョン戦略
第11章 コンプライアンス&ガバナンス戦略
第12章 人材バリュー戦略
第13章 人事フィロソフィー戦略

著者である三宅光賴教授

三宅先生は戦略・組織・人事を専門とし、本学において《企業理念と戦略 Corporate Mission & Strategy》の講義を担当しています。

大手流通業の人事統括部、採用部、事業本部人事で人事実務を経験し、住友ビジネスコンサルテイング㈱、朝日アーサーアンダーセン㈱、㈱さくら総合研究所、合併によりSMBCコンサルティング㈱を経て(株)日本総合研究所主席研究員として、経営コンサルタント実務で20年以上活躍している。組織戦略、人事戦略、人材マネジメント領域では30年の経験がある実務家教員です。実務家教員が書いた実用書を、ぜひ学びにお役立てください。


ビジネスモデルコンペを開催しました

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東海北陸地域の大学院生・大学生10チームが出場し、新規ビジネスモデル案を発表し合う《ジャパン ビジネスモデル コンペディション 東海北陸ラウンド2015》が2015年11月23日(祝)に名古屋商科大学ビジネススクールの名古屋キャンパスで開催されました。

Japan Business Model Competition 東海北陸ラウンド 2015

名古屋商科大学ビジネススクールの研究科長補佐である栗本博行教授からキックオフの挨拶をいただき、熱い10チームのプレゼンテーションが始まりました。

1:Memory Shelter《名古屋市立大学》

1,名古屋市立大学のチーム

一番初めのプレゼンテーションということで緊張した面持ちでした。ニーズがありそうなアイデアの提案でしたと参観者からも高評価でした。

2:エリナとリクの経済塾 F-life for Next Generation《名古屋商科大学大学院》

2,名古屋商科大学大学院のチーム

前日から熱気のこもったプレゼンの練習に余念のないチームでした。参観者からももっと長いプレゼンを聞きたかったとお声をいただきました。

3:カントク!《名古屋商科大学》

3,名古屋商科大学のチーム

今回唯一の女性だけのチームでした。動画サービスの「カントク!」をプレゼン。シンプルなアイデアであるが、CMディレクターの発掘の場になりそうという参観者のアイデアもありました。

4:パーソナルスタイリスト《名古屋商科大学大学院》

4,名古屋商科大学大学院のチーム

おしゃれになるサービスを提案。参観者から男性のファッションに課題設定をすることは社会にとっても必要であるとコメントをいただいております。

5:趣味活!~はじめの一歩~《名古屋市立大学》

5,名古屋市立大学のチーム

高齢者にフォーカスした事業提案は社会性がある。NPOも検討したビジネスモデルでした。学生らしい発表でみなさん真剣に聞き入っています。

6:仕出し屋ビジネスinドバイ《名古屋市立大学》

6,名古屋市立大学のチーム

グローバル視点を持った事業提案。想像力が評価されたビジネスモデルでした。説明がわかりやすいと参加者からのコメントをいただきました。

7:「日付印」から広がる新たなシーズ!《名古屋商科大学大学院》

7,名古屋商科大学大学院のチーム

小さなところからイノベーションを狙うビジネスモデルです。BtoB向けなハンコメーカーへのソリューション提案もできる可能性を感じる内容でした。

8:NEW FOUND EXPERIENCE《名古屋商科大学》

8,名古屋商科大学のチーム

ピボットを重ねて、新しい事業可能性を探索しています。フットワークが軽い!プレゼンが若々しく高評価でした。

9:InSpo(英会話+フィットネス)《名古屋商科大学》

9,名古屋商科大学のチーム

堂々としたプレゼン。タイトルはinSpo。スポーツと言語学習を組み合わせたサービス。英語教育をビジネスとして成り立たせるための工夫が良いと参観者からも高評価でした。

10:マタニティービーコン《名古屋商科大学大学院》

10,名古屋商科大学大学院のチーム

最終プレゼンチームです。独特のゆったりとしたリズムのプレゼンでした。事業化にも近いビジネスモデル。「おもしろかった」と素直な参観者コメントもありました。

JBMCファイナル発表会の切符を勝ち取ったのは??

2チームが勝ちとりました。次回は、東京で2016年2月26,27日に開催されるJBMCファイナル発表会です。

決勝進出のチーム10
  • 10:マタニティービーコン《名古屋商科大学大学院》
決勝進出のチーム8

8:NEW FOUND EXPERIENCE《名古屋商科大学》

  • 【会場】名古屋商科大学名古屋キャンパス丸の内タワー
  • 【発表】10チーム(各15分)
  • 【主催】 JBMC-TH実行委員会(名古屋商科大学大学院内)
  • 【後援】 愛知県、名古屋市
  • 【特別協賛】 アルペングループ、蛭間久季様(個人特別協賛)
  • 【協賛】 日本ガイシ、サイボウズ、ブラザー工業、ビジネスモデルイノベーション協会

JBMC-TH実行委員会 名古屋商科大学ビジネススクール内

 TEL:052-203-8111
 Email:jbmc-th@nucba.ac.jp
 URL:http://www.japan-bmc-th.com/
 Facebook:https://www.facebook.com/japan.bmc.th

本大会は、本学の新価値創造力を身につけられるMBAプログラムを代表する北原康富教授と小山龍介准教授が実行委員会代表として活動されたました。
イノベーションを体感したい方、起業を目指されている方におすすめな学びを北原先生や小山先の講義で体感できます。

代表の北原先生


伊勢神宮へ行ってきました《Global MBA》

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訪問の様子

Global MBAに在籍する留学生25名が、東海地方の観光名所のひとつ伊勢神宮・夫婦岩へOne-Day Tripに行ってきました。京都や東京等、日本の様々な場所へ既に旅行に行っている留学生達ですが、伊勢神宮は初めてという学生が多く、秋晴れの中澄んだ空気と神聖な雰囲気を味わっていました。

Global MBAには世界各国から多くの留学生が在籍し、毎学期留学生対象のイベントやTrip等が企画されています。留学生達にとってビジネスを学ぶだけでなく日本の文化や伝統に触れる貴重な機会になっています。

伊勢神宮前での集合写真

Global MBA

本学には、外国人正規留学生、ダブルディグリープログラム学生、短期交換留学生など世界各国から留学生が集まっております。また、日本にいながら100%英語でMBAを学ぶGlobal MBAを名古屋で開講しております。


事業承継学会年次大会が開催されました

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一般社団法人事業承継学会と名古屋商科大学事業承継研究所の共催による事業承継研究大会が、名古屋商科大学ビジネススクールにて開催されました。
「経営哲学の継承」をテーマに、有識者の皆様によるご講演やパネルディスカッションが行われ、活発な議論が交わされました。

基調講演1:「国が支援するM&Aを活用した事業引き継ぎ支援について」

中小企業庁事業環境部財務課税制企画調整官の佐藤二三男氏よりご講演いただきました。

経営者の交代率は年々低下し、足下では2.6%、平均年齢は59歳となっています。平均引退年齢は中規模企業で67歳、小規模事業者で70歳。経営者全体に占める60歳以上の経営者は5割以上で、今後10年間で中小企業の半数が世代交代を迎えるとされています。また、20年以上前は親族内承継が9割でしたが、足下では6割に低下。少子化を背景に親族外承継に対するニーズが急速に高まっています。なお、廃業件数は年間3万件程度で推移しており、うち後継者不在による廃業に至る中小企業が1割程存在していると見込まれています。

こうした状況を受け、国は後継者不在の中小企業・小規模事業者の事業引き継ぎを支援するため、「事業引き継ぎ支援事業」を開始。これまでに7000社超の相談に応じており、226件の事業引き継ぎを成約させています。
佐藤氏は、この事業引き継ぎ支援事業の支援事例やガイドライン等について話されました。

基調講演2:様々な立場から考える事業承継

カゴメ株式会社勤務、本学Weekend MBA修了生の蟹江徹氏による講演と、蟹江氏と名古屋商科大学ビジネススクール教員によるパネルディスカッションです。

講演では、カゴメ株式会社の成り立ちや事業概要の説明に始まり、蟹江氏の思う事業承継についてお話しいただきました。そもそも「事業承継」とは何でしょうか?何が重要なのでしょうか?蟹江氏は「当事者と顧客の共感が必要であり、可能な限り成長を伴うこと」が重要ではないか、と提言し、「トマトでどんなワクワクを感じていただけるか」を繋いでいきたいと熱い思いを話されました。

講演後には、蟹江氏、矢本成恒教授、事業承継学会理事を務めている栗本博之研究科長補佐、伊藤武彦研究科長補佐によるパネルディスカッションが行われました。「事業承継は手段なのか?目的なのか?」を皮切りに、各々の実体験を踏まえて活発な討論がなされました。

名古屋商科大学と愛知県信用金庫協会会員15金庫は、2015年7月10日に事業承継支援に関する連携協定を締結しました。本学教員と信用金庫職員らが研究員を務める「名古屋商科大学事業承継研究所」を設立し、親族内承継を目的とした事業承継人材育成に協同で取り組んでいます。親族内事業承継を支援することで、中小・小規模事業者の事業基盤強化を図り、技術・暖簾(のれん)を後世に伝えると共に、企業の長期的な成長や雇用創出、地域産業の活性化などを目指しています。

名古屋商科大学事業承継研究所
栗本博行研究科長補佐
伊藤武彦研究科長補佐
矢本恒成教授


修了生の修士論文が《租税資料館奨励賞》を受賞

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《税理士養成課程》会計ファイナンス研究科の修了生・田々辺献さんが執筆された修士論文「貸倒損失と部分貸倒」が第24回租税資料館奨励賞を受賞されました。

租税資料館は、税法学ならびに税法と関連の深い学術の研究を助成するため、税法等に関する優れた著書及び論文に対して、毎年《租税資料館賞》を贈っています。大学院生の論文については、《租税資料館奨励賞》を設けており、田々辺献さんの修士論文が優れていると評価されました。
受賞にあたり、田々辺献さんに喜びの声や修士論文、本学での学びについてお話しを伺いました。

受賞式の様子

汐留パートナーズ税理士法人 勤務
田々辺献さん
Tax Accountant Program 東京校
2012月9月入学 2014年9月卒業

修士論文《貸倒損失と部分貸倒》

私が論文のテーマを選んだのは1年次の終わり頃だったと思います。当時、会計・税務に関する実務経験が無かったため、税法上の様々な論点について実体験に結びつけて感じ取るのが難しい状況でした。そのため、テーマ選定に当たっては下記を基準にしました。

  1. 比較的、正統派なテーマであること
  2. 先行研究や判例等の蓄積が多いこと
  3. 現在も話題のテーマであること

貸倒損失は従来から物議を醸してきた論点の一つであり、平成23年度の法改正で貸倒引当金が原則的に廃止されたことから、再考すべき時期に来ていると考え、修士論文のテーマにしました。今思えば適切な選択だったと思いますが、こうした選択ができたのは、大学院の先生方や学友たちに何度も相談に乗って頂き、数々の貴重なアドバイスを頂けたおかげです。学修環境に恵まれたことに大変感謝しています。

受賞にあたり、論文執筆を振り返って一言いただけますか

論文では、貸倒損失の問題点と解決方法について、自分なりに考察して論述しました。こうした自分の思考プロセスや発想について、権威ある租税資料館から名誉ある賞を頂けたことを大変光栄に思います。
論文作成の過程で発揮した思考プロセスは、私が名古屋商科大学大学院(NUCB)で学んだ成果と密接に関係しています。NUCBでは税法学のみならず、MBAの講義も開かれています。私は積極的にMBAの講義にも出席し、修了時には国際認証機関に認証されたMBAも修得できました。

NUCBで得た学びについて教えてください

NUCBの講義は、ビジネスパーソンとして活動するうえで非常に役立ちます。知識を教えること以上に、知識を活用して実際に起こり得る問題に対してどのように対処するのか、という問題解決能力の養成に主眼が置かれていることが、NUCBと他校との違いです。
これは非常に重要だと思います。私たちがビジネスにおいて遭遇する問題は、社外・社内の人間関係において、予算や時間の制約があるなかで具体的に解決しなければならない場合がほとんどです。例えば、私たちは学校の地理の授業で《青森県の特産品はリンゴである》という知識を暗記します。しかし、本当に必要なのは、下記のような実際的な問題意識、洞察力、解決方法と結び付けて知識を活用することです。

  • 今世間ではリンゴが注目されている
  • なぜリンゴなのか?
  • 次にミカンがブームになる可能性はあるのか?
  • 青森県からリンゴを仕入れた場合どのくらいのコストで調達できるか?
  • ブランド力はどのくらいあるのか?
  • ジュース等の関連商品にはどのような種類があるか?
  • 海外の仕入れと比較してどのような比較優位があるか?
  • どのような付加価値が付けられるのか?

論文執筆も同じであり、現在の税制度での問題について、原因を正しく析出して、解決策を検討することが必要です。これからの時代は、知識を得ることから、知識を「活用」することに、比重が高まっていくと考えています。その意味でNUCBの教育スタイルは、今まさに必要とされていると思います。

将来のご展望はいかがでしょうか

今後はNUCBで学んだスキルを活かして、ビジネスで活躍し、人の役に立ちたいと考えています。私が身を置く会計・税務業界もちょうど革新の時期にあり、旧来の会計税務の知識に加えて、ITスキル、プレゼン力、英語力、ビジネスストラテジー、マネジメント、ホスピタリティー、コンプライアンス、ガバメントといった新しい能力が試される時代になってきています。しかし、こうした変革の時期にあっても、正しい信念と理念に基づき、NUCBで習得した実践的なスキルを活用すれば、必ず問題は解決できると確信しています。そして、そのような問題を切り開いた先の地平線にあるのは、より多くの人々や社会に貢献し、多くの幸福を成し遂げる境地ではないでしょうか。

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英語MBA講義「リーダーシップと組織行動学」《Global MBA》

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名古屋では11/27,28,29の日程で、100%英語で学べるMBAの講義、Stefan Lippert教授による《Leadership and Organizational Behavior リーダーシップと組織行動学》の講義が行われました。

Stefan Lippert教授

Stefan Lippert教授

ドイツKiel大学にて「政治・経済史」「法学」のPhD を取得、同大学で助教授を得て、グローバル戦略&マーケティングコンサルティング会社であるサイモン・クチャー&パートナーズにおけるCEO兼マネージング・パートナーを務められました。日本および国際企業で、戦略、クロスボーダーM&A、組織変革の事項のコンサルティングにおいてアドバイザーとして従事されています。
現在は、テンプル大学日本キャンパスにおいて、Professor of International Businessとして教鞭をとられています。日本の他大学やビジネススクール、海外の大学などでも講義を行われています。

組織が直面する課題である、組織構造、人的資源、意思決定、グループの管理、リーダーシップなど多岐にわたる課題をとりあげます。
これらの課題解決のため、職場で働く人々の行動と組織の在り方、この二つにどのような相互作用があるかを理解していきます。本講義では、使用ケースとして「GE’s Two-Decade Transformation 」を用いて、リーダーシップと組織的課題に対して、組織行動の外部と内部のすべての側面どのように取り組むべきかについて討論していきました。

グストスピーカーのヴァラ・ラドゥロヴァ
講義の様子

講義初日には、ドイツ日本研究所(German Institute for Japanese Studies Tokyo)より、ゲストスピーカーとして、国際ビジネス奨学生 ヴァラ・ラドゥロヴァ氏をお招きしました。
ヴァラ・ラドゥロヴァ氏は、「組織正義」を研究テーマとされ、コンサルティング、金融サービス業界で8年の実務経験をお持ちです。今回、ご自身の研究テーマである「組織正義とは何か」「組織正義の異文化間、世代間からみた側面」についてお話しいただきました。


《修了生の活躍紹介》技術開発における効率化に関するビジネス書を出版されました

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MBA修了生の原嶋茂さんが、ムダの排除を追求した開発思想がよくわかるビジネス書「コンカレント・エンジニアリングの本」を出版されました。

コンカレント・エンジニアリングの本

内容紹介

コンカレントエンジニアリング(concurrent engineering)とは、技術開発において製品の開発プロセスを構成する複数の工程を同時並行で進め、各部門間での情報共有や共同作業を行なうことで、開発期間の短縮やコストの削減を図る手法のことを指す。その本質はムダの排除を追求した開発思想ともいえる。
特に製造業で用いられる用語で、設計、試作、生産などの各工程を担当する部門が情報を共有し、前工程の完了を待たずに並列に業務を進めることを意味する。コンカレント・エンジニアリングを日本語で表わすと「同時進行技術活動」といえる。また、後工程の持つ知見を前工程にフィードバックし、例えば量産しやすい構造を意識した設計を行うことなどで、全体最適や全体を通じたコストの削減を目指す。
ただし、コンカレントエンジニアリングの目的は期間短縮だけではない。本書では、業務改革や開発思想の本質を解説している。その狙い、取り組み方、計画、組織、ツール、マネジメントに至るまでを楽しく紹介している。

著者はデンソー入社以来コンカレント・エンジニアリングに取り組み、多くのプロジェクト活動を主導してきた第一人者である。

著者略歴

原嶋茂

名古屋商科大学ビジネススクール EMBAプログラム 2013年9月修了。
作家。専門は、生産マネジメント、技術経営。元(株)デンソー。日本能率協会主催の「生産技術研究部会」「生産技術マネジメント研究会」の運営委員、中部品質管理協会主催のTQM講座「生産における品質マネジメント」等を長く担当。愛知工業大学大学院非常勤講師。日本大学工学部SSL客員研究員。慶應義塾大学大学院SDM研究員。一方、鳴海風の筆名で和算小説や歴史ノンフィクションも手がける。日本文芸家協会会員、関孝和数学研究所研究員。

本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです。


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